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  5−1 一つのToCにまとまった量を録音する ▲
  5−2 新しいNCCアイテムの追加をして録音する ▲


5 ToCのみの図書を作る ▲

 ToC(Table of Contents、目次、見出し)のみの図書を作るには、次の手順となります。

図5−1 メニュー「ファイル」→「新規」
図5−1 メニュー「ファイル」→「新規」

 「新規作成」から「ToCのみの図書」を選択し、

図5−2 ToCのみの図書を選択
図5−2 ToCのみの図書を選択

「Title」欄に、日本語の図書名「ノーマライゼーション 5月号」を打ち込み、

図5−3 反転部分に図書名
図5−3 反転部分に図書名

図5−4 図書名が入力された
図5−4 図書名が入力された

「パスの選択」ボタンをクリック後、使用ドライブのルートに「New Folder」ボタンをクリックして「New Folder」を作成し、

図5−5 New Folderが作られる
図5−5 New Folderが作られる

反転したフォルダ名を「nor」に書き換えます。

図5−6 反転部分にnorと入力
図5−6 反転部分にnorと入力

 5−1 一つのToCにまとまった量を録音する ▲

 従来の「テープ転送」と同様に、かなりまとまった時間の音声を、1つのNCCアイテムに録音します。NCCアイテム1つに対して、1WAVEファイルと1SMILファイルが作成されます。この場合、「編集画面」での編集に求められることは、見出しにあたる音声イベントを選択して、その個所からNCCアイテムの分割をすることとなります。
 通常のPCM、22050Hzのサンプリングでは、1時間が約160MB程度の使用容量になりますから、パソコンのスペック(仕様)が低い場合には、NCCアイテム分割の処理に時間がかかったりします。その場合には、次の方法で編集をスムースにすすめるとよいでしょう。

 5−2 新しいNCCアイテムの追加をして録音する ▲

 この方法は、原本の目次を参照して、あらかじめNCCアイテムを用意しておく方法です。あらかじめToCをクリックしておき、メニューバーの「編集」メニューから、「新しいNCCアイテムの追加」をクリックし、「見出しの追加」「小見出しの追加」を選んで、新しいNCCアイテムを作成し、

図5−7 メニュー「編集」→「新しいNCCアイテムの追加」→「見出しの追加」
図5−7 メニュー「編集」→「新しいNCCアイテムの追加」→「見出しの追加」

「編集」メニューの「現在のNCCアイテム名の変更」を選んで、作成していきます。手作業の見出し入力で作成する方法です。

図5−8 メニュー「編集」→「現在のNCCアイテム名の変更」
図5−8 メニュー「編集」→「現在のNCCアイテム名の変更」

 これらのNCCアイテムごとに、音声を録音してゆきます。
 1NCCアイテムあたりの録音時間が少なくて済みますから、パソコンに負担をかけなくて済みます。

 原本の目次からToCのみのXHTMLファイルを作成して、「シンクロされた図書」でプロジェクトを開く方法でもよいでしょう。

図5−9 ToCの文字入力終了
図5−9 ToCの文字入力終了

 また、「インポート」でhタグの付けられたToCのみのHTMLファイルを取り込むことで、ToCを作成する方法もできます。


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