エルマーとりゅう
みかんとう
ここのつのおとこのこ、エルマー・エレベーターは、あるときとしとったのらねこから、かわいそうなりゅうのはなしをききました。
そのりゅうのこどもは、くもから、どうぶつじまにおちてけがをして、それから、やばんなどうぶつたちのとりこになっていたのです。
エルマーは、このりゅうのことを、とてもかわいそうだと思いました。それにいちどでいいから、りゅうのせなかにのってそらをとんでみたかったので、
りゅうをたすけにでかけたわけなのです。
ルース・スタイル・ガネット作・渡辺茂男訳・子どもの本研究会編 1989 エルマーとりゅう 福音館書店 p.1