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シンポジウム「もっと知ろう、デイジー教科書を!」

趣旨

平成24年の2月から3月にかけて行った文科省の「通常の学級に在籍する発達障害の可能性のある特別な教育支援を必要とする児童生徒に関する調査結果」によれば、知的発達に遅れはないものの「読む」または「書く」ことに困難を示す推定値が2.4パーセントである。

日本障害者リハビリテーション協会は、読むことに困難がある児童・生徒を対象に、デイジー(DAISY:Digital Accessible Information SYstem)を活用して、マルチメディアデイジー製作団体のネットワークの連携を図りながら、マルチメディアデイジー形式の教科書・図書を製作・提供を行っており、そのデイジー教科書の有効性については、先生や保護者、そして教育関係者が注目するようになってきている。

しかし、上記調査結果にある対象者の多くに提供できていないのが現状である。そうした状況を踏まえ、今回は、参加者にデイジー教科書をもっと知っていただくためのワーショップを含めたシンポジウムを開催する。