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国際セミナー「認知・知的障害者の社会参加と情報技術」

プロフィール

ビルギッタ・イェツバリィ/Birgitta Gothberg

スウェーデン・ハンディキャップ・インスティチュート(ヴェッリングビィ支部)のプロジェクトリーダー
Project Leader of Swedish Handicap Institute
1965 年~ 1980 年ヴェットエー国民高等学校の教師、ソーシャルワーカー、役員
1980年~1983年教育庁管轄の教育委員会幹部、障害を持つ生徒の国民高等学校(約130校)への統合教育の任務を負う。
1983年より、ハンディキャップ・インスティチュートのプロジェクトリーダー及び役員。
学校での障害を持つ児童、生徒に関する問題を扱う。また、子供のためのコンピューター・プレイセンターの設立に力を注ぐ。現在は国内で30ヶ所のセンターがある。現在、読むことに困難のある児童を支援するためにDAISY などに関する情報を提供することを目的とし、同じようなセンターを学校内に設立するプロジェクトに着手している。

ジョン・チャールズ・バーク/John Charles Burke

ルイビル大学ケンタッキー自閉症支援センター所長
Director, Kentucky Autism Training Center, University of Louisville
ジョンズホプキンズ大学教授、教育におけるテクノロジーセンター(JHU)のプログラムディレクターを経て、1997 年8 月よりルイビル大学ケンタッキー自閉症支援センター所長、小児教育学部助教授。
カリフォルニア大学サンタバーバラ校、心理学、教育学、言語コミュニケーションにおいて学位及び資格を取得。カリフォルニア大学サンタバーバラ校とサンフランシスコ校医学部との共同プログラムにおいて言語聴覚における博士号を取得。その後ジョンズホプキンズ大学医学部とケネディ・クリーガー・インスティテュート行動心理学部において小児学部特別研究員を務める。
政府機関(米教育省、国立精神衛生研究所など)から助成金を得て自閉症、その他の障害に関する研究及び訓練プロジェクトに幅広く取り組む。自閉症の学生の理解と教育に関するコースを教授し、効果的なテクノロジーに基づいた行動、訓練サポートを実施。自閉症及び他の広範囲な発達障害を持つ生徒を扱う専門家、父兄とのチームワーク形成に関するトレーニングとコミュニティプログラムのコラボレーションを地域、州、国家の教育機関と連携し、企画、実施、評価してきた。また、いくつかの主要な機関紙を発行。
様々な地域、全米、国際会議に出席し、自閉症者のコミュニケーションとソーシャルスキルを高める方法、地域への統合、テクノロジーの活用、父兄と専門家によるトレーニングのチームワークなどを提言している。

英国ロンドンの建築大学在学中のディスレクシア当事者(日本人)

A Japanese person with dyslexia studying at the University in England
日本の公立小学校、私立全寮制の中学校を卒業後、英国へ留学。留学先でディスレクシアと診断され、サポートを学校、コミュニティーから受ける。
現在ロンドンにあるAA(Architecture School of Architecture Association 建築専門大学)2 年生。
夢は流れを変える建築物を作ること。
趣味は興味のままに、赴くままに。(音楽、美術鑑賞、映画、文化交流、建築訪問等)

河村 宏/ Hiroshi Kawamura

国立身体障害者リハビリテーションセンター研究所障害福祉研究部長
Director, Department of Social Rehabilitation, Research Institute, National Rehabilitation Center for Persons with Disabilities
東京大学理学部卒業。1970年から1997年まで東京大学総合図書館に勤務。(財)日本障害者リハビリテーション協会情報センター長を経て、2003 年7 月から現職。
DAISY コンソーシアム理事、WAI/W3C 常任委員、GLADNET 理事、世界盲人連合技術委員会委員、アジア太平洋障害者センター支援委員、障害者放送協議会委員
すべての人が共有する知識と情報のデザインを追及し、諸活動に従事。情報アクセス権と著作権の調和を目指した活動に取り組む。また、ソーシャルインクルージョンの立場に立ち、緊急時の障害者への情報支援及び、国際協力に尽力を注いでいる。

阿由葉 寛/ Hiroshi Ayuha

社会福祉法人足利むつみ会理事長・施設長
President of a social welfare organization “Ashikaga Mutsumi Group”
1957 年7 月9 日、栃木県、足利市に生まれる。作業所の指導員を経て、社会福祉法人足利むつみ会を設立する。ノーマライゼーション理念の実現を目標とし、知的障害者通所授産施設「社会就労センターきたざと」、知的障害者通所更生施設「銀河」、知的障害者デイサービスセンター「WIN」、児童デイサービスセンター「Kids WIN」などの活動の場の整備とともに、レスパイトサービスやホームヘルプサービスなど、地域で安心して継続的に生活するためのサービス資源の開発、提供を進めている。
日本スヌーズレン協会会長、足利市社会福祉協議会理事、栃木県社会就労センター協議会会長、栃木県授産事業振興センター運営委員長、日本セルプ士会会長
趣味は「車の運転」、「ゴルフ」、「映画鑑賞」休みの日は家族と過ごし昼間からビール飲むのが楽しみ。

石川 准/ Jun Ishikawa

静岡県立大学国際関係学部教授
Professor, Department of International Relations, University of Shizuoka
生年月日:1956 年9 月28 日。1987 年東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。現在、静岡県立大学国際関係学部教授。専門は社会学分野としてはアイデンティティ論、障害学、感情社会学。主な著書に『アイデンティティ・ゲーム』(新評論、1992年)、『人はなぜ認められたいのか』(旬報社、1999年)、『障害学への招待』(編著、明石書店、1999 年)、『障害学の主張』(編著、明石書店、2002 年)、訳書としてT. カーチマン『即興の文化』(新評論、1994 年)、A.R. ホックシールド『管理される心』(共訳、世界思想社、2000年)など。アシスティブ・テクノロジー分野では自動点訳ソフト(「EXTRA for Windows」ほか)、エディタ/インターネット・ブラウザ(「ALTAIR for Windows」ほか)、インターネット・メーラー(「WMAIL」)、スクリーンリーダー(「outSPOKEN for Windows 日本語版」ほか)等を開発している。

井上 芳郎/ Yoshiro Inoue

全国LD(学習障害)親の会 事務局長
Secretary General, National Parent’s Association of Learning Disabilities in Japan
1989 年東京のLD(学習障害)親の会「けやき」に入会。以来、同親の会の広報担当。委員、副会長、会長を歴任する。また、東京都内の親の会で結成された「東京LD親の会連絡会」連絡委員、全国各地の約50の会が参加する「全国LD親の会」事務局員として、文部科学省、厚生労働省、東京都などの国や地方の行政に対しての要請活動や日本LD学会をはじめとする学術団体等の協力を得て、広く社会一般へのLDに関する理解・啓発活動等に従事。最近はLD等の人たちの情報保障問題や著作権法との関係、情報技術(IT)を活用した教育支援に関しても取り組んでいる。現在、全国LD親の会事務局長、日本LD学会広報委員会委員、障害者放送協議会著作権委員会委員長、認知・知的障害者へのマルチメディアDAISY図書による情報提供サービスの普及事業企画委員、文部科学省特別支援教育推進体制モデル事業推進委員会委員など。