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「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2004年6月号

編集後記

今月の「わがまちの障害者計画」にご登場いただいた世田谷区。以前から福祉施策の充実した区という印象をお持ちの方も多いのではないだろうか。熊本区長のお話にでてきた都立光明養護学校は、日本で一番古い養護学校として平成14年創立70周年を迎えた。光明養護学校といえば、本誌編集委員の花田春兆氏も同窓生のお一人。光明養護には仰光会という同窓会があり、私も学生時代、それ以降もしばらくボランティアで関わった。今でも年1回の一泊旅行、会報などは続けられている。歴史ある同窓会をどうしていくか、障害の重度化と関連して後継者問題も厳しい現実があるようだ。(S)


「わがまちの障害者計画」の取材先を探していると「市町村合併」という言葉を耳にする。

今年から来年にかけて各地で市町村合併の動きがあるようだ。そのため障害者計画の見直し作業は合併が終わってから、というところが多い。合併の影響が障害者施策にも出ていると実感したことがある。数値目標を盛り込んだ障害者計画を策定していた自治体があったが、合併によりその計画がなくなってしまったという。障害者施策に限らず、合併後の施策など、そのゆくえがどうなるのか、気になるところである。(K)