音声ブラウザご使用の方向け: ナビメニューを飛ばして本文へ ナビメニューへ

「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2005年3月号

編集後記

全日本ろうあ連盟の大杉豊さんに今回で20回目を迎える「メルボルンデフリンピック夏季大会」の報告をしていただいた。パラリンピックのようにまだ周知されていないこともあり、ぜひ取り上げてほしいと提案があった。オリンピックと言えば、長野県で開かれていた「スペシャルオリンピックス」が8日間の競技を終えて3月5日に閉幕した。テレビで放映されていた選手の笑顔はうれしさ、たのしさが画面いっぱいに伝わってきてこちらの頬も緩んできた。話は変わるが、本誌のホームページ上でご案内をしているが、5月31日まで新規年間購読申し込みキャンペーンとしてバックナンバープレゼント(3冊)を実施している。ぜひこの機会にお申し込みをいただければと思う(http://www.normanet.ne.jp/~info/m_norma)。(S)


奈良市手をつなぐ親の会リサイクル事業所での取り組みを小西英玄さんに紹介していただいたが、彼らがまちに出て仕事をすることで、市民の人たちの意識が変わっていったことが興味深い。奈良市は民間団体の活動が活発で、毎年「春咲きコンサート」を開催している。3000人規模のイベントのチケットも1か月ほどで売りさばいてしまうという。コンサートに参加する人、販売や展示で参加する人、また、会場で友達に会えるのを楽しみにしている人。障害のある人もない人もそれぞれが楽しみながら参加する。これが市民を巻き込んだ活動につながっていくのかも。「福祉でまちづくりですよ」という小西さんの言葉に納得です。(K)