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図3

図3 聴き取りの注意事項(長野県西駒郷の例)


聴き取りの注意事項(長野県西駒郷の例)

利用者に対して
1 聴き取りには個別に1時間程度の充分な時間が必要です。
2 聴き取り前に、グループホームの見学・体験等の情報提供を行ってください。
3 必要であれば今回以外にも聴き取りの機会を用意して、本人の都合に合わせてください。
4 どこで誰と暮らしたいかなど具体的に言える人には、話したそのままの内容を記録してください。
5 「グループホームに希望すれば出られるよ」「グループホームの方がいいよ」等、サービス(グループホーム・ホームヘルパー等)にニーズ(西駒郷から出たい)当てはめるような誘導的な質問をしないでください。
6 意思表示や判断が困難な人の場合にはそのように記述してください。
保護者に対して
1 「県の方針だから」・「提言が出ているから」・「制度で入所的なくなったから」という言葉は使わないように。
2 「家に帰されるのではないか」と誤解されている人たちが多いようです。「本人の意向」を聴きながら、地域の中でくらしていくための個別支援プログラムを組み立て、移行できる環境を整えていく旨、分かり易く伝えてください。
3 保護者の思いが「本人の意向」と異なっても、合わせようとしないでください。
4 よく分からない場合は、詳しく説明しますと伝えてください。
5 保護者の意見が別にあれば、個別に簡単にまとめておいてください。
職員に対して
1 担当する職員はグループホームを既に見学している必要があります。
2 リラックスできる場所で聴き取りを行うことも大切です。
3 だれに聞いてもらいたいかを事前に聞いておくことも必要です。
聴き取り調査を、ケース担当・寮担当が行うことと決めつけないでください。
4 聴きだした言葉を「まとめ」ないでください。そのままの言葉を記入してください。