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「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2016年7月号

特集 高齢障害者の現状と課題

少子高齢化が社会的課題となっているが、障害のある人の高齢化も進んでいる。障害のある人たちは高齢期をどのように過ごしているのだろうか。

65歳になると、原則的に介護保険サービスの利用が優先となり、障害福祉サービスと異なり利用者負担が発生したり、利用できるサービスが減少するなど、生活の質の低下が懸念されている。また、介護支援専門員やヘルパーなどの障害に対する理解が不十分であるために、利用者の精神的な負担が増加しているという声も聞かれる。

特集では、高齢期の障害のある人たちを支える制度を整理して、支援の現場から見える課題、高齢障害当事者の方の暮らしの実態など、さまざまな観点から現状と課題を明らかにする。