国連世界情報社会サミット(World Summit on the Information Society : WSIS)
2003年12月10日:オープニングセレモニーから-ハイライト
野村美佐子
(財)日本障害者リハビリテーション協会 情報センター
項目 | 内容 |
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発表年月 | 2003年12月11日 |
備考 | 英語版:原文 |
世界情報社会サミットのオープニングセレモニーが12月10日午後2時から3時まで開催された。
開催国の大統領及び各政府の代表、国連事務総長、ITU(国際電気通信連合)事務総局長、準備委員会議長、政府高官、NGOを含む民間団体からの代表、ITUのメンバーを含む企業体からの代表らはサミットの事務局長に招かれ、以下の順番で発言を行なった。
コフィ・アナン国連事務総長「情報通信技術は問題の解決策や魔法のような役割を果たすものではないが、この地球上に住む全ての人々の生活を向上させうる。しかしながら、テクノロジーが未来を形作る一方、何のために用いられるかを決めなくてはならない。これはテクノロジーを超越した挑戦であることを認識した上で、情報技術を取り入れる必要がある。」
世界盲人連合のキキ・ノードストローム氏は民間団体を代表して発言し、参加者の障害問題への関心を高めた。
オープニング・セレモニー 14:00-15:00 (グリニッジ標準時間+1)
- スイス連邦
パスカル・クシュパン大統領 - 国連
コフィ・アナン事務総長 - チュニジア共和国
ズィン・エル・アビディン・ベン・アリ大統領 - ITU
内海義雄事務総局長 - 世界盲人連合
キキ・ノードストローム会長 - スラーヤ衛星通信
モハメッド・オムラン会長 - WSIS準備委員会
アダマ・サマセク議長