国連世界情報社会サミット(World Summit on the Information Society : WSIS)
2004年6月25日障害者コーカス会議報告
河村宏
障害者コーカス
2004年6月25日(15:00-16:30)
要約
出席者:チュニジア(7名)、カナダ(1名)日本(1名)(ボリビアの仲間は見かけなかった)
- ・アジェンダは採択された。
- ・国連文書WSIS-03/GENEVA/DOC/4-E12Decmber 2003の件
- <<原則宣言;情報社会を築くために:新世紀における世界的な挑戦>>
B. 全ての人々のための情報社会:重要原則
3) 情報及び知識へのアクセス - 25. 開発に関する全体的な知識の共有と強化は、ユニバーサル・デザインや福祉機器の利用に加え、経済、社会、政治、健康、文化、教育及び科学的な活動のための情報への公平なアクセスに対する障壁を取り除くことによって、また、パブリックドメインの情報へのアクセスを容易にすることによって促進される。
会議では目的と方針を以下のように明記することで終わった。
”障害者の個々の要求を満たし、主流のテクノロジーやサービスをアクセシブルなかたちで提供することができ、ひいては情報社会において障害者の活動的な完全参加を保障するために、ICT領域でのユニバーサルデザインと支援技術を推進させることにより25項を遂行する。”
・チュニスまでのプロセスに関する話し合いは時間の制約上保留になり、26日の午後コーカス会議を開催することで合意した。