音声ブラウザご使用の方向け: ナビメニューを飛ばして本文へ ナビメニューへ

国連世界情報社会サミット(World Summit on the Information Society : WSIS)

障害者コーカス代表からWSIS本会議での報告

河村宏
WSISディスアビリティコーカス代表、DAISYコンソーシアム

世界情報サミット(WSIS)障害者コーカスはジュネーブとチュニスでグローバル・フォーラムー情報社会における障害者を開催した。
2003年にジュネーブで最初のグローバルフォーラムはDAISYコンソーシアムにより開催された。2回目のグローバル・フォーラムはここチュニスでは、デジーコンソーシアムと障害者雇用促進協会BASMAの共催で開催された。

フォーラムはインターネットのアクセス、教育と研修、携帯電話技術、雇用、キャパシティビルディング、知識共有のグローバルな図書館、ソーシャルインクルージョン、マルチステークパートナーシップ、読み書きに有効なマルチメディア、災害対策、障害を持つ先住民などの課題に首尾よく取り組むことができ、チュニス宣言を採択した。

チュニジアのファーストレディ、レイラ・ベン・アリによる開会を含むチュニジアの心のこもった歓待と支援により、フォーラムは最重度障害者を含むすべての参加者の活発な意見交換をリードすることができた。

WSIS障害者コーカスを代表して2005年11月18日の情報社会における障害者のチュニス宣言を紹介することができることは光栄である。

情報社会における障害者のチュニス宣言(仮訳)

2005年11月18日

WSISの第1フェーズにおける第1回障害者のグローバル・フォーラムの歴史的な成功を回想し、WSIS基本宣言と行動計画とともにインクルーシブな情報社会におけるジュネーブ宣言の精神に励まされて、

しかしながら、通常、“インクルーシブ”の概念がしばしば障害の観点を除外し、障害者が排除され、社会的に無視され、忘れられ、置き去りにされるという事実を鑑みて、大きな懸念を持って、紙に書かれた言葉を実際に実施していくことの困難に留意し、

真にインクルーシブな情報社会に向けて活動をするために障害当事者、我々を代表する組織、友達、世界のすべてのセクターの共感する支持者における一致団結した最大のパワーに強く期待と自信を持ち、

それゆえに、我々はチュニジア共和国、チュニス市で2005年、11月18日にWSIS第2フェーズに開催された情報社会における障害者のグローバル・フォーラムの参加者は

  1. 政府、民間セクター、市民社会および国際機関がすべてのWSIS公式文書を実施、評価、モニターすることを要請し、
  2. 障害者と我々のニーズが、ユニバーサルデザインと支援機器の利用に考慮しながら、障害者のアクセシビリティを保障するために、情報とコミュニケーションサービスを含む情報と情報通信技術(ICT)を割り当てる戦略にデザイン、開発、配布、配備するあらゆる面を含めることを強く要請し、
  3. インクルーシブな情報社会を勝ち取ることを目的とした国際、地域、および国内の開発プログラム、および資金調達または支援は、メインストリーム化と障害に特化したアプ ローチを通して障害者を含めたプログラムになることを強く要求して、
  4. すべての政府に対して、障害者の権利に関する国際条約は、障害者の情報と通信のアクセシビリティに関してその行使力を発揮できる要素を含んでいるのでこの条約の交渉、採択、批准および実施のプロセスを特に国内法の施行を通し支援することを要請する。