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開会挨拶

片石修三
財団法人日本障害者リハビリテーション協会 常務理事

 

皆様、おはようございます。
今日は、土曜日の大変早い時間に、本日のセミナーにお集まりいただき、ありがとうございました。 日本障害者リハビリテーション協会では、約10年、DAISYの開発・普及活動に取り組んできました。その間、様々な研究に取り組み、ほぼ毎年、この関係のセミナー、集会も開催しています。

 昨年、今年の2回は、独立行政法人福祉医療機構の助成により、ディスレクシアに関するDAISYの活用をテーマにして開催してきています。 今回、名簿にもあるように、ディスレクシアの当事者の方々、お子さんをおもちの方、広い分野でのご支援をいただいている方など、非常に多彩な分野の方に快くお話をいただきます。大変内容が充実したプログラムとなったことをうれしく思っています。

 先ほど、司会から説明があったように、さまざまな展示や催しもやっています。 私たちもこのような催しを通じて、単にDAISYをディスレクシアの方にどう活用していただけるかというだけではなく、ディスレクシア、読み書き障害のお子さんがいるということを、できるだけ多くの方々に、ご本人、またご両親が知らないと言うこともあるようですし、ましてや学校の支援に携わる方、さらには一般ではまだ知られていないようです。 最近、テレビ等でも少しずつ取り上げられるようになり、今後理解が広がることを考えていますが、そういう意味で、こういったセミナー開催が、関係者の理解を深めることに繋がっていけば、うれしく思います。

 今日は内容のあるお話になると思います。ご期待いただき、今日一日ご参加いただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。