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「マリタイムス」No.166 2015年7月31日発行

「マリタイムス」No.166 2015年7月31日発行

暑中お見舞い申し上げます。

 朝からうだるような、うなぎ上りの気温の上昇で、早い時間から汗が出る一方です。なまぬるい空気なので余計に身体も臭くて、丁シャツを何枚も取り替えてしまうくらいです。
 暑いけど思い切って夏を楽しもう????

お祭りのイラスト

「九州の大雨も心配になる、被害も出始めている」

 去年の夏の前に、大雨が被害をもたらして、土砂が崩れたりして広島の災害もあって、今年は九州の雨が猛烈に降っているとかで、これからの雨の降り方も心配ですが、それに台風の来るシーズンになりますが、あんまり被害が出ないようにしたいです。

「角界からのニュース」

 ちょっとびっくりしたニュースは、大相撲で以前若貴ブームの時、一緒に支えて来てくれた貴ノ浪の音羽山親方が急性心不全で亡くなられました。ふところが深いあいくちの相撲とりで、人気がありました。貴ノ浪が亡くなってしまうとは「えっ、なに、ちよっと、やめてよ」と言うような感じで、自然に力が抜けて来そうな感じがしました。私も貴ノ浪親方に応援をしていました。名古屋場所の中入りで、「貴ノ浪親方を偲んで」の企画で、一緒に相撲を取っていた人達からコメントを紹介したり、ライバルで闘った武蔵丸親方も出たりもして、彼がいなくなって心が痛むと言っていました。
 名古屋場所の結果は、千秋楽で横綱対決で白鵬が勝って35回目の優勝となりました。40代で92年同期の旭天鵬と若の里は、二人とも負け越しをしてしまいました。旭天鵬は悔しい気持ちだけど現役を引退されました。でももう一人の若の里関はまだ、迷っていると言っているようです。若関にはそれこそ残ってもらいたいと思っています。旭天鵬関の分まで若の里関に、いつまでも取り続けて欲しいと思います。

「みんなのひろば」に原稿を書いた

 全障研の雑誌「みんなのねがい」の「みんなのひろば」のページに原稿を書いたので、マリタイムスにも載せます。

 「みんなのねがい」八月号の特集で「戦争は反対です」と、そこに私は反応しました。  私の家族では戦争を体験しているのは、もう亡くなってしまったおじいちゃんと、おばあちゃんです。私がおばあちゃんから聞いた戦争の話は、昭和20年の4月に横浜が空襲で焼け野原となって、食料もなく水もなくて貧しかった、と話していました。終戦の後に生まれた母のおむつにする布もなかったです。
 母と「平和」「戦争」の特集のテレビを見る事もあります。どっか行った時には署名を書くようにしています。
 今国会で「戦争法案」に関する質疑をやっていますが、このままではこの国がまた戦争をするのかと思うと、心配です。終戦から70年も経って、目の前でこれ以上の犠牲者を出して欲しくない、若い人達にも、どんどん声をかけて少しでも、関心を持ってほしいと思います。

8月8日土曜日から9日の日曜日に開かれる、全障研岐阜大会に「成年後見制度の申し立ての面接を、家庭裁判所に行って来た」と言うレポートを書きました。そのレポートを載せます。

1)はじめに

 私は、1972年12月15日に生まれ、42歳です。
 毎年、夏の大会にレポートを出していますが、今年は2012年のレポートで報告した「真理プロジェクト」を3年間やって来て、成年後見制度の申し立てをした事をレポートの題にしました。暑い岐阜に参加させて頂きます。よろしくお願いします。

2)「真理プロジェクト」の説明

 これは、まだ母が元気なうちに、その代わりとなる人をどうしたらいいか、みんなで考えてもらう話し合いを、毎月一回集まってやってきました。話し合いに参加したのは、私と母と、よこはま成年後見「つばさ」のメンバーの人達と、母の知り合いのお母さん達です。
 初めは私が作った「後見人サポーター募集」の項目を幾つか上げて、それを誰にどのように手伝ってもらうかを、話し合いをしました。
 家庭裁判所に行って申し立ての書類をもらって来ました。その書類を見ながら、つばさのメンバーの人が「成年後見制度」の説明をしてくれました。最初はちょっとわからなかったけど、何回もしていく度に、だんだんにわかって来ました。

3)申し立ての準備について

 去年から申し立ての準備に入りました。
 もう一度裁判所で書類をもらって来て、どんな事を書いたらいいのか、私もわかりませんでした。もう一度真理プロジェクトで説明を聞いて、私が申立人になる事にしました。
 診断書をもらうのに、精神科医の先生に診てもらって、保佐でいいかを聞いて来ました。
 新しい主治医の先生に代わったので、私の事をわかってもらうように、私が書いた申し立ての理由や、マリタイムスを持って行きました。
 財産目録の欄に書くところもあって、それに書くために郵便局に行って、私の通帳にどれだけお金があるか、確かめました。
 住民票と戸籍謄本を区役所に取りに行きました。こんなこともするのかと、書き物が多くて手が疲れそうでした。
 申し立ての書類ができて、つばさの事務所に行って、どんな事を聞かれるか、面接の練習で、模擬訓練もして、無事にそれも済みました。
 母が裁判所に電話をして、6月の17日(水)に面接が決まりました。

4)面接の時に聞かれた事

 またもう一度家庭裁判所に行って、「成年後見制度の」申し立ての面接を受けて来ました。
 行った日が土砂降りの雨で、法人後見の事務所の担当の人も行ってくれたので、私に話しやすいようにしてくれました。
 面接は、女性の調査官で二人とも、私にわかるように説明をしてくれたので、あんまり緊張しないで、普通にしゃべっている感じで、私の話にもうけたので、だいじょうぶでした。
 聞かれたのは、「今何か気になっている事はありますか」と聞かれました。それは自分の携帯の費用が上がっていないか、その事で気になっていますと、私が言ったらその女性の人は、苦笑いをしていました。
 「近いうちにグループホームに入りますか」と聞かれて、自分では「ないです。」と返事をしました。難しいけど少しは考えています。
 最後になりますが、もう少ししたら裁判所から審判書が送られて来ます。