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日英シンポジウム2001

資料 畠中 洋行 「住民参加による北方地区のまちづくり」

資料 「住民参加による北方地区のまちづくり」

畠中 洋行

  1. 研究所(若竹まちづくり研究所)を設立した当時、日本にはNPO という概念がない 時代でした。そこで、株式会社という組織にしました。実態は、営利を目的としない 株式会社だと、自分ではそう思っています。株の1 /3 は会社設立までに、私たちが まちづくりに携わった地域の住民や自治体職員のカンパというカタチで成り立ってい るのです。
  2. 私たちの研究所は行政から作業委託されます。委託費は出してもらうけれど、「真の依 頼主」は地域住民であるというこだわりを大切にしています。まちづくりの話し合い のプロセスにおいて、行政とも住民とも議論を闘わし(行政の言いなりや住民の言い なりになるのではなく)、両者の接点を見つけ出し、両者の合意のできる内容や方 向性を見つけだし、地域住民の関係性・つながりづくり、住民と行政とのパートナー シップづくりに向けて、中間的なセクターとして活動しています。
  3. 私はまちづくりを次のようにとらえています。「モノ」をつくることに着眼したまち づくりにとどまらず、福祉や教育といったソフト面での活動も重視した、人と人との つながりを創り出すプロセスづくりだと。
  4. そんな活動の一環として、住民参加による北方地区のまちづくりに取り組みました。 その取り組みのあらましをスライドで紹介します。 {※スライドストーリーについては、別紙「住民参加による北方地区のまちづくりスライ ドストーリー」(A4 サイズ、5 枚)を参照}