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-障害分野における人材育成の在り方から考える-
日時:2012年5月25日(金)
会場: 日本財団ビル 2階 大会議室A(東京都港区赤坂1-2-2)
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国際セミナー「防災のユニバーサルデザインとDAISYの役割」
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会場: TKP東京駅ビジネスセンター1号館 2階 ホール2A
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日英シンポジウム2001

資料 冨安 兆子 「レジメ」

冨安 兆

「高齢社会をよくする北九州女性の会」の理念と活動の目的

【理念】
*老いていく人々が、人間として尊厳を維持し、誇りを持って安心して生きられる社会を創る
*草の根の女性達の自立と社会参画が達成される社会を創る

【 設立】
*上記の二つの理念が相互に矛盾するものであってはならないという確信に立ち、北九州の女性たちが知恵と力と時間を出し合う場として、1985 年(昭和60年)、「国連婦人 の10年」の最終年に設立。会員数は、現在約1,300名。

【 活動の目的】
*「こころ豊かに支え合う関係を基盤とする“新しいコミュニティの創造”」をテ ーマとし、「女性自らの頭と手と足で築こう・紡ごう・つなげよう」を合い言葉、「自立」「連帯」 「共生」をキーワードに、高齢社会をより望ましいものとするための様々な実践活動や事業、学 習をとおして、高齢者や高齢者を取り巻く家族を支援すると同時に、若年世代の子育て支援を行 い、女性の自立と社会参画を進め、新しい働き方を創り出す活動を行なっている。
*様々な活動は「手段」として、戦後壊れた、コミュニティにおける人と人との “きずな”や“つながり”を、新たな時代にふさわしい形で再構築するとともに、「住み良い地域 づくり」、「担い手づくり」、「自立した市民づくり」を、市民の目線から女性が中心となって切り開 いていきたい。

「高齢社会をよくする北九州女性の会」の具体的な活動内容

【高齢者支援サービス“やさしい手”~やさしい手がよりそう豊かな老い~】
・高齢者が一日でも長く自宅で暮らし続けられるように、“自立支援”と“外の 社会との繋ぎ”の視点を大切にしながら、暖かなボランティア精神で「家事支援(掃除、買物、 洗濯、食事作り、話し相手)」や「軽度の介護(トイレ、着替え、通院などの介助)」を中心に 支援する活動。

【子育て支援サービス“グランマ”~遠くのおばあちゃんより近くのグランマ~】
・「遠くのおばあちゃんより近くのグランマ(大きいお母さん、つまりおばあち ゃんを指す)」を合言葉に、経験豊かなグランマやグランパが、受け継いできた生活や遊びの 文化を伝えていくとともに、自然とふれあうという視点を大切にしながら、保育園などの送迎 や、産前・産後のお手伝い、急病になった時の応援、病児のお世話、家事支援つきの託児など、 働く人たちの子育て負担を少しでも軽くし、女性が職業生活を継続できるように支援する活動。
・「グランマ」を実際に利用するしないに関わらず、前もって相互に知り合い信頼 関係を築くために、月一回、「グランマ・プラザ」を開催。子どもたちを中心に、父親を含め た若い世代との交流の場を創っている。

【配食サービス~心をつなぐ、食べることは生きること~】
・高齢になって食事作りが億劫になったり困難になった方に、日本の伝統や季節 感を大切にした、塩分控え目、野菜たっぷりのバランスのとれた食事を作り、配達(夕食-お 弁当)することで、利用者の健康維持に役立つばかりでなく、安否の確認や“かかわり合い・ ふれ合い”も行なう“心をつなぎ合う活動”。
市内全域を対象に、年間約78,000食。
・短大生や大学生の実習を兼ねたボランティア活動の場であるとともに、世代間 交流と日本の食文化の伝承の場にもなっている。

【デイ・ブレイク】
・理事の一人が提供してくれたマンションを借りて、週2回、手芸品を作りなが らおしゃべりをしたり、手作りの昼食を囲んでの交流を行なうなど、昼食とサロン活動を組み 合わせた活動。
・将来的には、「駆け込み寺」の機能を持たせたい。

【パソコンクラブ“めだかの学校”~誰が生徒か先生か~】
・ある企業から、企業の社会貢献としてノート型パソコン8台を無料で借り受け、 高齢者のデジタル・ディバイド(情報弱者)化を予防するため、毎週土曜日の午前1回、午後 2回の計3回、高校生がボランティア活動として高齢者などに教えている。

【特別養護老人ホーム・ケアマネジャーのサービス調査、冊子の作成】
・介護保険の導入にあたって、特別養護老人ホームや、希望のケアプランを作っ てくれるケアマネジャーを選択する目安となる情報を市民に提供するため、老人ホームやケア マネジャーのサービス内容を調査し一覧できる冊子を作成。

【特別養護老人ホーム・ケアマネジャーのサービス調査、冊子の作成】
・介護保険の導入にあたって、特別養護老人ホームや、希望のケアプランを作っ てくれるケアマネジャーを選択する目安となる情報を市民に提供するため、老人ホームやケア マネジャーのサービス内容を調査し一覧できる冊子を作成。

【ホームヘルパーの実態調査】
・介護保険の在宅介護に従事するホームヘルパーの現状(特に、サービスの質や 雇用・労働条件)を探るため、ホームヘルパー約2,100人を対象に実態調査を実施。

【その他の活動】
・「高齢学講座(高齢者の心理・生理、介護の理念や実習など)」や「グランマ・ グランパ講座(育児の理念、乳幼児の病気、食事学、発達理論など)」などの講座、権利擁護 などに関する研修会、国の内外の女性問題などについての講演会、高齢社会問題などについて のシンポジウム等の開催。
・活動資金づくりも兼ねた「映画会」や「ディスコ大会」などの開催。
・調査報告書などの販売、行政に対する政策提言(介護保険、放課後児童クラブ等)など。

福祉文化に根ざす“新たな市民社会”を目指して

【「高齢社会をよくする北九州女性の会」の今後の抱負】
・「地方主権」と「男女共同参画型社会」の実現に向けた、
○現場を踏まえ市民の立場に立った実態調査や政策提言、新たな活動の展開
○「市民オンブド」機能の充実
○活動を通じた「地域づくり」「担い手づくり」「自立した市民づくり」「新たな福祉文化の創造」
○小学校区単位の「市民福祉センター」における活動との連携強化

【市民団体としての今後の課題・要望】
・自主財源の確保
・情報やノウハウへのフリーアクセス