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「シンポジウム 「届けたい、読める教科書、DAISY教科書を!」
日 時 2012年2月5日(日) 13:00~17:30
場 所 戸山サンライズ 大会議室(東京都新宿区戸山1-22-1)
参加費 500円

Enjoy Daisy 読めるって楽しい!

公益財団法人日本リハビリテーション協会は国際シンボルマークの取扱いを行なっています。

障害者福祉の総合月刊情報誌『ノーマライゼーション』発売中

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はじめに

CBR(地域に根ざしたリハビリテーション)は、WHO(世界保健機関)により1980年代に始められ、現在では90カ国で実施されています。国や地域によってさまざまな考え方や方法で行われてきました。

 

WHOは2003年にCBR再考会議を開催し、続く2004年にはILO(国際労働機関)、ユネスコとともにCBRに関する合同方針を作成し、概念に新たに権利とコミュニティの参加を含め、障害のある人の貧困削減のためにはCBRが重要なアプローチであることを強調しました。そのような進展の背景には、2002年から始まった国連連障害者権利条約に関する議論の影響があることが予想されます。

 

2004年版の合同方針をCBRプログラムの現場で具体的に実施するため、WHOは、ILO、ユネスコとともにガイドラインを作成しています。

 

WHOは世界の各地域でCBRに関する会議を開催してきましたが、2009年2月にはタイ政府、APCD(アジア太平洋障害者センター)財団,国連ESCAP(アジア太平洋経済社会委員会)などとともに、第一回アジア太平洋CBR会議を開催し、CBRの概念のこれまでの変遷やCBRがコミュニティ開発に障害を組み込むための戦略であることを示しました。繰り返し強調されたのは、CBRでは多くの関係者の参加が必要であること、CBRを通して障害者の社会へのインクルージョンを実現するための枠組みを認識することでした。このように2月のCBR会議は大変重要な内容でしたが、日本からの参加者は限られていました。

 

そこで当協会では3月8日に、WHOでCBR推進の担当者であるチャパル・カスナビス氏とインドネシアのCBR開発研修センター所長でCBR実践者であるジョナサン・マラトモ氏を招いて、CBRセミナーを開催し、多くの日本の関係者にCBRを取り巻く様々な動きについて理解していただく機会を提供しました。

 

同セミナーの結果を本報告書にまとめましたのでご高覧ください。

 

みなさまの今後の活動に役立てていただければ幸甚に存じます。

 

財団法人日本障害者リハビリテーション協会

会長 金田一郎

2009年3月末