障害者とメディア 「マスメディアと障害者」ヨーロッパ大会
全体会議Ⅴ(マスメディアおよびその新技術へのアクセス)
感覚障害者などの障害者は、楽しみのため、ニュースや情報を知るため、もしくは社交や付き合いのため定期的にテレビを見ます。デジタルテレビは、放送を障害者にとってより利用しやすいものにする可能性を有しています。しかし現時点において、政治的介入を行わずに、市場がこの可能性を発揮することは可能でしょうか?
検討すべき重要課題
- 政治的決断を下す人々、放送局、製造業者は、障害者が他の市民と同様に放送サービスにアクセスする権利を、彼らから奪うことができるか?
- 放送サービスと受信機を厳密に分離することは有益だろうか?それとも解決を阻むことになるのだろうか?
- 自発的なアプローチにより、この分野におけるアクセシビリティを確保できるか?それとも強制的措置が必要か?
- 標準化は何らかの答えを提供してくれるか?
- 各国が様々なアプローチを取ることを可能にする枠組み、およびヨーロッパ全体で共有可能なベストプラクティスの例はあるか?
- デジタルテレビをより利用しやすくする上で放送局はどのような役割を果たすことができるか?
- デジタルテレビを障害者がより利用しやすくするため、各国政府とEUが演じることのできる役割とは?
議長:Mr. Gerry Stallard-Cenelec-スタラード・コンサルタントサービス社/メディア・アクセス