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-障害分野における人材育成の在り方から考える-
日時:2012年5月25日(金)
会場: 日本財団ビル 2階 大会議室A(東京都港区赤坂1-2-2)
国際セミナー 「インクルーシブな障害者雇用の現在-ソーシャル・ファームの新しい流れ」
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障害者とメディア 「マスメディアと障害者」ヨーロッパ大会

オープニングセッション

Mr. Yannis Vardakastanis
-欧州障害者フォーラム(EDF)会長

カリフォルニア大学卒業後、障害者教育に関するギリシャ文部大臣特別顧問となる。1999年から欧州障害者フォーラム会長。ヨーロッパ社会NGO基盤管理委員会のメンバーでもある。

Vardakastanis氏は、本大会はEUが歴史的な転換期を迎えたのと時を同じくして開催されたと述べ、本大会の主催団体に対しEDF会長として心からの謝意を表しました。EU加盟国は間もなく25カ国に達する見通しです。これらの国々で就業する障害者も5千万人を越えることになります。彼らは政治的・社会的活動に完全に参加するための取り組みを日々行い、障壁を克服し、差別と戦い、「一つの大家族としてのヨーロッパの発展」という共通目標のもと、確固たる立場を確保しようとしています。

各種の障害者組織は、欧州憲章策定の進捗に従い、各々の将来を策定し構築する取り組みを積極的に進めています。これはまさに歴史的瞬間です。しかも本年度は、「ヨーロッパ障害者年」であり、あらゆるレベルにおける障害者の認知度を高める取り組みを推進する年とされています。この目標は、別の視点を提供すること、すなわち人々に障害者に対する認識を変えるよう促すことで実現することができます。「障害者の積極的な関与なしでは、いかなる取り組みも成功させることはできません。障害者対策は慈善事業ではありません。平等な扱いを実現するための取り組みです。」何年もの間歪んだままだった社会の態度を変化させるためには、ヨーロッパ全体、EU加盟諸国、そしてその構成員一人一人の参加を促すことが不可欠です。

また態度を変えるための取り組みにおいては、メディアの積極的な関与が重要です。社会変化を促す取り組みの中で、メディアは人々を教育し、情報を提供し、意識向上を推進することができます。私たちはメディア関連組織と緊密に連携し、小説やニュース、そして新聞の中の障害者の扱いに関する行動規範を提案していく必要があります。メディアと幅広く協力し、それを基盤として新たな取り組みを開始し、障害をあらゆる政治的・社会的イニシアティブの中心に据えていくことができます。ヨーロッパ障害者年の終了は、同時に障害者にとっての新たな時代の幕開けでなければなりません。新たな時代とは、社会の態度が変化し、法的・組織的変革により社会的疎外のあらゆる遺物が取り除かれる時代です。

本会議は、議長国ギリシャの精力的な関与により実現された一連の取り組みの締めくくりとして開催されるものです。議長国が障害者と協力して行った取り組み、およびその熱意に対し、EDF会長として心から謝辞を述べさせていただきます。ギリシャの取り組みが今後の議長国に継続されることを祈念しております。

今回の「障害者とメディア」大会は多大な影響をもたらすことになるでしょう。本会議ではマスメディアに関する様々な意見に耳を傾け、その取り組みについて討議し、結論を導き出すことになります。そしてこの結論に基づいて宣言が採択されます。メディアにおける障害者の描写について共通の宣言を採択し、会議を締めくくることにより、私たちは大いなる第1歩を踏み出すことになります。「文明発祥の地であるここアテネで、私たちは新たな歩みを始めることを誓い合います。障害者の人権を強調し、社会における障害者の立場を保証する取り組みを始めようではありませんか。」