音声ブラウザご使用の方向け: ナビメニューを飛ばして本文へ ナビメニューへ

平成17年度
地域におけるインターネット・パソコンを利用した
障害者情報支援に関する調査研究事業報告書

調査について

調査の目的

障害者の方々への情報バリアフリーについては、国の施策等の取り組みもあり、近年かなりの進展をみせているが、地域によってニーズに対応した支援を提供することに課題を抱えているという現状がある。本調査では、アンケートと聞き取り調査を行うことにより地域において障害者の方々へのパソコン、インターネットを利用した情報支援の現状とニーズを全国的に把握し、有用な支援モデルの構築及び提言へとつなげることを目的とした。

調査内容

主に以下4項目について調査を行った。
●障害者IT支援団体の概要
●IT支援活動の体制について
●活動内容
●支援に関する問題点、及び課題

調査方法

平成17年7月~平成18年3月まで全国のパソコンボランティア172団体に、郵送、ファックス、メールによるアンケート調査を行った。項目としては団体の概要、活動の体制、支援の内容、課題点に分けた。また、全国12箇所、16団体に実態、取り組みについての聞き取り調査を行った。

調査対象者の抽出方法

アンケート送付先

*平成16年度の厚生労働省のパソコンボランティア養成・派遣事業助成先の団体
*都道府県レベルの障害福祉課への電話による問い合わせ
*当協会が平成14年から行っているパソコンボランティア指導者養成研修に参加された方々の所属団体から。
*過去に行われた調査・研究論文から。
*東京都内NPO法人検索システムの利用
*パソコンボランティアグループのリンク集
*インターネットによる検索

聞き取り調査先の選出

北海道、東北、関東、中部、近畿、中国・四国、九州から活発に活動していると思われる団体を抽出した。

アンケート結果回収状況

172団体中回収91件(回収率53%)