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表示依存型モールス符号入力式キーボード代用装置の使用評価について

主題:
表示依存型モールス符号入力式キーボード代用装置の使用評価について
著者名・研究者名:
伊藤和幸、数藤康雄(国立身体障害者リハビリテーションセンター 研究所)
掲載雑誌名:
第12回リハ工学カンファレンス講演論文集 12巻 113~116頁(1997年8月)
キーワード:
連絡先:
伊藤和幸(国立身体障害者リハビリテーションセンター 研究所)
〒359 埼玉県所沢市並木4-1
電話: 0429-95-3100 FAX: 0429-95-3132
E-mail: ito@rehab.go.jp
概要:
キーガードを併用しても正しくキーを打ち分けられない脳性麻痺児・者や、手指の稼働域が狭いためにキーボードへ入力できない筋ジストロフィー患者のような重度肢体不自由者でもパーソナルコンピュータを使用できるように、キーボード代用装置の開発を行っている。本装置は、モールス符号を使用し数個のスイッチを操作してキーボードの各キーを特定するもので、入力された符号に続く下位の符号群を付属の小型ディスプレイに表示させ、その内容を参考にしながら目的のキーにたどり着くまで符号を入力していく方式を取っている。脳性麻痺者と筋ジストロフィー患者によって、文字の見つけやすさ、モード別の表示方法、モードの切り替えやすさ等の点から使用評価したところ、符号の表示も適切でわかりやすく、本装置の有用性が確かめられた。