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頭部の向き検出と介助機器への応用

主題:
頭部の向き検出と介助機器への応用
著者名・研究者名:
高見修(長崎県工業技術センター)入江直樹、石松隆和(長崎大学工学部)
掲載雑誌名:
第12回リハ工学カンファレンス講演論文集 12巻 183~186頁(1997年8月)
キーワード:
介助機器、環境制御装置、パソコン、インターフェイス、FPGA、信号処理
連絡先:
石松隆和(長崎大学工学部機械制御学研究室)
長崎県長崎市文教町1番14号
電話: 0958-47-3842
概要:
頭の動きだけで様々な機器のスイッチのON/OFFまたは文字を入力できるインターフェイスの開発を行った。本装置を開発するにあたってFPGAを用いることにより回路の開発が簡略化され、環境制御装置の小型化及び信頼性の向上を図ることができた。システムはメニューなどを表示するためのパソコン、FPGAを用いた信号処理モード、モニターから構成されている。また頭部の姿勢を検出するためにモニター上を走査している光が光センサーの注視点を通過すると光センサーが信号を検出する。その信号とモニターの画像信号を信号処理ボードに取り込み、画面上における位置座標を検出してマウス信号を作成し、マウスポートに送信する仕組みである。障害者に対して行った実験を行ったところ、有効性を確認することができた。