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「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2008年3月号

編集後記

2月中旬にきょうされんの30周年を記念して作られた映画「ふるさとをください」の試写会があり、職員同士で見にいった。精神障害者支援施設「麦の郷」(和歌山市)が舞台で、ロケ地は一度行ってみたいと思わせるのどかで穏やかな懐を感じる所だった。この映画を今は市町村合併で1800近くに減ってしまった全国の市町村で上映する企画があるという。「まずは見てください」と出演者の方も言っておられたが、周りに障害のある人がいない方などには見て知ってもらうことから始めていかねばならない。今TVで放映中の「だいすき!!」は知的障害者の子育てがテーマ。家の子どもも毎回欠かさず見ている。あえて感想は聞いてはいないが、楽しそうに見ている子どもの顔がいい。(S)


○○近辺で使えるトイレがどこにあるのか教えてほしい、という問い合わせがあった。重い障害の方のようで、事前に情報を調べていたのだ。残念ながら希望していたトイレ情報がなくて、申し訳なく思っていた。その後、車いすユーザーの知人に外出する時のこと(トイレのことを中心に)を聞いてみた。トイレのことを気にせずに外出したいのは、誰でも思うこと。外出先を急に変更する場合もある。そんな時、自分が使えるトイレを簡単に調べることができたらどんなにいいだろう。「Check」のCheck A Toiletでは携帯電話から検索できる日も近いと聞いた。情報の蓄積と最新情報の提供を期待したい。(K)