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「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2012年2月号

編集後記

「障害のある女性」を第二次意見に明記できたが改正基本法には「性別」という3か所の記載になってしまったことを、勝又さんは推進会議構成員としての立場から自ら「挫折」という厳しい表現をされた。私たちも重く受け止めなければならないと思う。1月末現在、めざす会Newsは、自立支援法を廃止して支援法に代わる総合福祉法制定のための骨格提言が出されたにもかかわらず政府内では支援法改正案という憶測も飛び交うと発信している。基本合意の完全実現をめざす会・全国弁護団・違憲訴訟原告団の3者は緊急に「国は障害者自立支援法の「廃止」という約束を果たせ!」と声明を出し、2/13.13時~参議院議員会館での緊急フォーラムを広く呼びかけている。問office@jdnet.gr.jp(S)


「時代を読む」で掲載する資料を撮るために、筑波大学附属視覚特別支援学校の資料室にうかがった。資料室には同校に関する資料をはじめ、視覚障害者関係の貴重な資料が展示されている。折り紙文字やむすびいろは(結び文字)、凸文字、針文字など写真では見たことはあるが、実際に見るのははじめて。説明もしていただいたのでより興味深く見ることができた。展示物はレプリカもあるが、実際に使われていたものも展示されているので、その時代のことを想いながら見るのもよいかもしれない。資料室は見学(事前に予約が必要)ができる。機会があったら足を運ばれることをおすすめします。(K)