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「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2014年7月号

特集 精神障害者の地域生活への支援

精神障害者の地域生活支援が大きな課題として注目されてから20年ほどになる。30万人以上といわれる精神科病院の入院患者の削減、特に、社会的入院と言われる長期入院患者の地域移行はなかなか進展しない現実がある。精神障害者の地域移行や地域生活支援を進めるためには、何が求められるのだろうか。

特集では、精神保健医療福祉行政の動向をはじめ、わが国の精神科病院の問題点とイタリアから学ぶべきこと、各地で実践されている地域生活への支援の取り組みなどを紹介し、今後の課題を探る。また現在、議論されている病棟転換型居住系施設の問題についても取り上げる。