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歓迎の辞

国際リハビリテーション協会(RI)
前会長 Anne Hawker

日本障害者リハビリテーション協会(仮訳)

ありがとうございます。国際インターナショナル協会のパートナーである日本財団、そして当協会との長きにわたって関係があるATDOの友人に感謝を申し上げます。

石井さんがおっしゃったことについて幾つか取り上げさせて頂きます。私たちは、今こそ議論から行動に移す段階にいくことが非常に重要だと思っています。これまで多くのことを共に成し遂げてきて、私は大変誇りを持っていますし、私たちが障害インクルーシブな防災の実施に向け更なる一歩を踏み出すために、協力者、同僚そしてパートナーとして今あるこの機会に期待をしています。

私はニュージーランドから来ました。この国では、日本と類似した点があります。私は障害インクルーシブな防災の開発を理解しており、深く関わっています。この分野における重要なことの1つは、障害インクルーシブな防災を促進させるだけでなく、主流の政策の開発に関わる人々との対話を続けることをどのようにして保障するかということです。したがって、障害はもはや取り残されたものではありません。障害者の命が災害から失われたり、また私たちが心に留めておかなければいけない事は、障害はしばし災害から作り出されるということです。

そこで、人々がどのように生涯にわたって効果的に良い健康状態で生活できるのでしょうか。それにはリハビリテーションが非常に重要です。それでは、人々がリハビリテーションのサービスを利用できるようにするには私たちはどのようにすれば良いのでしょうか?災害のリスクを軽減するだけでなく、人々に災害後の質の良い生活を送れるように提供することです。

ありがとうございます。この会場にいらっしゃる方々や私たちとインターネットで繋がっていらっしゃる方々にとって、とても実りのある議論となり、実践的な行いとなることを期待しております。石井さんが当然のようにおっしゃいましたが、議論だけでは済まされません。今こそ、行動の時です。このフォーラムが、仙台行動枠組の実現に協力して共に取り組む最初の一歩となることを期待しています。


原文はこちら(英語)