みんなネットが全国調査報告書を公表

公益社団法人全国精神保健福祉会連合会(みんなねっと)は、日本財団の助成を受け平成29年度に実施した「精神障害者の自立した地域生活の推進と家族が安心して生活できるための効果的な家族支援のあり方に関する全国調査」の報告書を公表しました。
調査目的は、精神障害者とその家族のかかえる問題を明らかにし、必要な支援を具体的に提案することです。同連合会の会員3,129家族等から回答を得ました。
主な調査結果として、重度の障害者が障害者総合支援法のサービスを充分に利用することなく、地域での生活を送っていること、家族が本人の世話などで日ごろから疲弊していること、家族自身が高齢化し親亡き後などへの不安が強いこと、制度について家族に十分な情報が届いていない可能性があること、相談体制が整備されていないために急を要する患者の状態悪化時に家族の負担が限界まで高まることなどが示されています。
詳しくは、下のサイトをご覧ください。
https://seishinhoken.jp/researches/40a6d6cd7bcb9f4632466072170414d2bb4fb9bd

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