視覚障害者のための周囲認識アプリ

私たちの身の回りにある情報の8割以上は、視覚から得られると言われています。このため、視覚障害は、別名情報障害とも言われています。
Googleが発表したアプリLookOutは、スマートフォンのカメラ機能を使って、周囲の情報を音声化して利用者に伝えることができるアプリです。このためにスマートフォンのカメラ部分が外を向くようにポケット入れたり、ストラップで吊したりする必要があります。

アプリを起動すると、4つのモードから利用するシーンを選びます。例えば”家”を選ぶとソファーが何時の方向にあるのか音声で伝えてくれます。”仕事と遊び”を選ぶと階段やエレベーターの場所を音声で伝えてくれます。また文字があればその情報も読み上げてくれるモードもあります。
今年中に米国で入手可能になるようです。日本での利用について期待しましょう。
発表内容詳細は、下記を参照ください。
http://www.blog.google/topics/accessibility/lookout-app-help-blind-and-visually-impaired-people-learn-about-their-surroundings/(西澤)

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