[世界]グローバル障害サミット開催

2018年7月24日、ロンドンのクイーン・エリザベス・オリンピック・パークで、グローバル障害サミット(Global Disability Summit)が開催されました。主催は、英国政府、国際障害同盟(International Disability Alliance:IDA)およびケニア政府です。

世界10億人の障害者のうち、8億人は発展途上国に住んでおり、これらの国々では、障害は貧困の原因および結果であり、彼らが社会に完全参加するためには、教育や雇用などに大きな障壁があります。グローバル障害サミットは、障害者が達成したこと、障害者の権利、世界中の障害者の与える影響と長期的な変化を祝う、世界初の画期的な祝典とされています。

サミットでは、参加した政府や民間組織から170の意思表明があったそうです。その中には、9カ国の政府から障害者により大きな権利を与えるために法律を成立させる、または改正するという意思表明、18の政府から障害者のインクルージョンのための新しい行動計画を作成するという意思表明、33の政府及び民間機関から人道危機にある障害者に対する支援を特に行うという意思表明などが含まれていたとのことです。

また、301の政府や民間機関が、「変更のための国連憲章(Charter for Change)」という国連障害者権利条約を実施するための行動計画に署名したとのことです。

詳しくは、下の英国政府のサイトをご覧ください。
https://www.gov.uk/government/news/global-disability-summit-sparks-170-commitments-to-tackle-stigma-and-discrimination-against-people-with-disabilities

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