[米国]障害インクルーシブな企業の財務分析レポート

シンクタンク企業のアクセンチュア(Accenture)は、2018年10月28日、障害平等指数(Disability Equality Index)を導入している140の企業の障害者対策と財務業績を分析したレポートを公表しました。

障害平等指数は、企業が障害者に対してどれほどインクルーシブかを示す指標で、2012年に開発されました。0-100の数値で表され、100が最も良い値です。2018年現在で100点を獲得している企業には、マイクロソフトやAT&Tなど非常に有名な企業91社がランクされています。また、90点には18社、80点には12社がランクされています。

レポートのタイトルは、「平等を求めて:障害インクルージョンの利点(Getting to Equal: The Disability Inclusion Advantage)」で、障害者雇用や障害インクルージョンに非常に優れている45社の過去4年間の総収入はそれ以外の企業より28%高い、総利益は2倍である、粗利益は30%高い、株主総利回りは2倍であるというような内容が報告されています。

詳しいことは、下のサイトのレポートをご覧ください。(寺島)
https://www.accenture.com/t20181029T185446Z__w__/us-en/_acnmedia/PDF-89/Accenture-Disability-Inclusion-Research-Report.pdf#zoom=50

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