一般社団法人日本農福連携協会発足

2018年11月9日、任意団体であった全国農福連携推進協議会が、同日開催された総会で解散を決め、事業を引き継ぐ新たな法人として一般社団法人「日本農福連携協会」が発足しました。近年の農福連携の動きの広がりに対して、正式な法人になることで、資金や人材を確保しやすくなるとのことです。

同協会のウェブサイトの「農福連携宣言」によれば、障害者が農業で働くことが農福連携であるとされています。

また、活動としては、農福連携に取り組んでいる事業所(事業者)の認定、農福連携によって生産された農産物等の認定及びブランド化、農福連携によって生産された農産物等の販売促進及び販路開拓、農福連携に関する情報、資料の収集・提供、会報の作成及び発行、農福連携の普及啓発に向けたセミナー、フォーラム等の開催、農福連携の推進に必要な施策・制度等に関する勉強会の開催、農福連携に関心を抱く様々な分野の方との意見交換会や交流会の開催、農福連携に関する施策について政府その他関係機関に提言等を行うことなどが挙げられています。

会長理事は元農林水産事務次官の皆川芳嗣氏、副会長理事は元厚生労働事務次官の村木厚子氏、理事には、日本基金の國松繁樹氏らが就任され、行政からの熱い期待が感じられます。

同協会のウェブサイトは、下をご覧ください。(寺島)
http://noufuku.jp/

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