国際連合の動向

リハ協ブログ2013年2月21日より転載

障害者関係の動きとしては、次のような会議が予定されています。

○国際防災戦略防災グローバルプラットフォーム会合(5月19-23日、ジュネーブ)
○障害者権利条約締約国会議(7月または9月、ニューヨーク)
○障害者と開発に関するハイレベル会合(9月23日、ニューヨーク)

どの会議も重要ですが、最後の障害者と開発に関するハイレベル会合は、次のミレニアム開発目標(MDGs)に大きな影響を与えるため、特に重要な会議であると考えられています。

現在のミレニアム開発目標(MDGs:エムディージーズと呼ばれています)は、貧困や飢餓の撲滅など8つの目標(ゴール)を掲げて、2015年の達成を目指しています。世界の国々は、この目標達成のために取り組みをおこなっています。

しかし、残念ながら、このMDGsには障害者問題が目標として取り上げられていません。

そこで、次の目標には障害者問題をとりあげてもらう必要があるということで、世界の障害者関係団体は、いろいろな取り組みをしているところです。

くわしいことは、長瀬修さんが現代書館発行の季刊「福祉労働」の最新号に執筆されたそうですのでご覧ください。(寺島)

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