[スペイン]障害者権利条約批准に伴う法改正

リハ協ブログ2013年3月15日より転載

スペインは2008年4月21日に国連障害者権利条約を批准しましたが、それに伴う法改正が2011年に実施されました。法律名は「国際障害者権利条約の基準に合わせるための法律改正法」(ACT26/2011)です。同法は、国連障害者権利条約の趣旨に合わせて、さまざまな法律を一括して改正しています。たとえば、社会モデルの強化、障害者の定義を障害者権利条約に合わせる、医療分野における情報アクセスの確保、従業員50人を超える企業の障害者雇用率を2%にする、空きポストを埋める場合の知的障害者の割合を2%にするなどの改正が行われています。

スペインの情報は、日本にあまり入ってこないのですが、このたび、本協会が運営するjica friendsでスペイン語を英語に翻訳しました。フランスの同様の情報についても翻訳されています。(寺島)

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