[米国]学齢期の児童の2%が自閉症スペクトラム

リハ協ブログ2013年3月29日より転載

2013年3月20日付のアメリカ疾病管理予防センター(Centers for Disease Control and Prevention:CDC)の報告によれば、2011-2012年の児童健康調査(National Survey of Children’s Health:NSCH)における学齢期(6-17歳)の児童の2%に自閉症スペクトラム障害があったとのことです。2007年の同調査では1.16%でしたので、5年間に急激に増加しています。

この調査は、学齢期の児童のいる家庭の保護者に自閉症スペクトラムと診断された学齢期児童がいるかどうかを尋ねています。2007年4月から2008年7月の調査では91,642人を調査し、2011年2月から2012年7月の調査では95,677人を調査しました。

自閉症スペクトラム障害の増加の原因としては、診断法の進歩により、以前は自閉症スペクトラムと診断されなかった児童が今回の調査で該当するようになったためであろうと考察しています。

詳しくは、http://www.cdc.gov/nchs/data/nhsr/nhsr065.pdfをご覧ください。(寺島)

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