[米国]米国建設・輸送障害問題解決協議委員会が輸送車両のアクセシビリティガイドライン改訂作業

リハ協ブログ2013年3月10日より転載

米国の政府機関の「建設・輸送障害問題解決協議委員会(Architectural and Transportation Barriers Compliance Board)」が輸送車両についてのアクセシビリティガイドラインの改訂を予定しており、その改訂について審議するための「鉄道車両アクセシビリティ諮問委員会(Rail Vehicles Access Advisory Committee)」の委員を募集しています。締切は、2013年4月1日で、応募資格は、固定案内走行路輸送車両製造業者、固定案内走行路システムを運用する事業者、障害者を代表する団体、その他ガイドラインにより利害を生じる団体です。固定案内走行路輸送車両とは、レールなどの固定された走行路に誘導されて移動する輸送車両のことで、鉄道、モノレールなどのことです。

本委員会は、ADAにより輸送車両のアクセシビリティガイドラインの作成の義務を負っており、本委員会が作成したガイドラインが連邦規則(36 CFR part 1192)として法定化されています。

2010年には、バスやバンなどの車両のアクセシビリティガイドラインの改訂をしていますが、今回は、鉄道車両等について改訂するとのことです。

詳しくは、https://www.federalregister.gov/documents/2013/05/23/2013-12310/rail-vehicles-access-advisory-committeeをご覧ください。

なお、当協会が運営する障害保健福祉研究情報システム(DINF)にも日本語による情報がありますのでご参照ください。

(http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/it/access_board_100322.html)

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