[オーストラリア]ビクトリア州のタクシー業界が障害者に対するサービス向上を約束

リハ協ブログ2013年5月28日より転載

5月28日、ビクトリア州のデニス・ナプシン首相とテリー・マルダー運輸大臣は、タクシー業界の復活と顧客の信頼回復のための改革を行うと発表しました。その改革には、障害者のアクセシビリティの向上が含まれています。

ビクトリア州のタクシーは、金曜日や土曜日の夜には、なかなか拾うことができない、目的地まで非常に時間がかかる、運転手の態度が悪い、障害者用タクシーの数が少ないなど、多くの問題があったことから、2012年5月に「顧客第一(Customers First)」というレポート草案が示されました。その後、この草案に対する意見を反映させて最終報告書が2012年9月に公表されました。今回の発表は、この最終報告書を受けて、政府がタクシー業界の改革に取り組むことを表明したものです。

(寺島)

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