[米国]従業員の緊急時避難計画作成ガイド

リハ協ブログ2013年5月14日より転載

ジョブ・アコモデーション・ネットワーク(Job Accommodation Network:JAN)は、米国労働省障害者雇用政策局(U.S. Department of Labor's Office of Disability Employment Policy:ODEP)が実施している事業の一つで、雇用主および障害のある労働者に対して障害者雇用に関する専門的な情報を提供することを目的にしています。

JANは、このたび、「障害のある従業員を含む従業員の緊急時避難計画作成ガイド(Accommodation and Compliance Series: Employers' Guide to Including Employees with Disabilities in Emergency Evacuation Plans)」を作成しました。この背景には、一定の産業における雇用主は、労働安全衛生法(Occupational Safety and Health Act)により従業員のための緊急避難計画作成が義務付けられており、これに障害のある従業員に対する対応が記載されていないと、障害のあるアメリカ人法(ADA)の合理的配慮をしなかったということになることから、事業主が関心をもっているということがあります。内容には、障害別の留意点などが書かれています。短い出版物です。

関心のある方は、

http://askjan.org/media/emergency.html

をごらんください。(寺島)

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