[米国]点字教育に関する通知

リハ協ブログ2013年6月22日より転載

アメリカ合衆国教育省(United States Department of Education)は、2013年6月19日付で点字教育に関する通知を出しました。その通知によれば、障害者教育法(IDEA:Individuals with Disabilities Education Act)614条(d)(3)(B)(iii)に、盲生徒および視覚障害のある生徒に対しては、その生徒にとって点字が不適当と評価されないかぎり点字による指示や資料の提供をしなければならないとされているにもかかわらず、2010年の調査では、全国に30,000人在学している重度の視覚障害児に対する点字による指示や資料の提供が減ってきているという両親などからの心配が多く寄せられたとのことです。

全国の公的教育機関等に対して、点字は、非常に有効な読み書きの手段であり、点字の使用を進めるように依頼しています。通知は、次のサイトからダウンロードできます。(寺島)http://www2.ed.gov/policy/speced/guid/idea/memosdcltrs/brailledcl-6-19-13.pdf

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