[米国]障害者の肥満問題

リハ協ブログ2013年7月4日より転載

アメリカン・ジャーナル・プリベンティブ・メディスン7月号に(American Journal of Preventive Medicine, Volume 45, Issue 1 , Pages 83-90, July 2013)に掲載された「障害のあるアメリカ人の肥満と健康状態の相違(Disparities in Obesity and Related Conditions Among Americans with Disabilities)」という研究論文によれば、障害者の41.6%が肥満であり、9.3%が極端な肥満であるとのことです。障害のない人は、同じく、29.2%と3.9%であり、それに比較すると相当高い割合で肥満が進んでいます。また、障害が重くなるほど慢性病の危険が高まること、障害者には、高血圧、高コレステロール、糖尿病が多いことなどが報告されています。論文の要約は、http://www.ajpmonline.org/article/S0749-3797(13)00227-4/abstractに掲載されています。購読は有料です。(寺島)

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