[米国]はじめての公立の電子図書館

リハ協ブログ2013年9月15日より転載

2013年9月14日、米国ではじめての公立の電子図書館がテキサス州に開館しました。この図書館にある図書は、すべて電子図書で、紙の本はありません。

図書館の名前は、ベクサー郡ビブリオテク図書館(Bexar County BiblioTech library)で、英語およびスペイン語の電子図書、録音図書が約1万タイトル所蔵されています。ベクサー郡の170万人の住民を対象に図書を貸し出します。実際には、パソコンやタブレットで電子図書を読むのですが、最初に図書館に登録して、図書カードを受け取り、さらに3Mクラウドライブラリーというアプリケーションソフトをダウンロードします。このソフトにより電子図書を選んだり読んだりすることができますが、読める期間は14日に設定されています。

これまでも同じようなデータベースはあったのですが、電子図書が市販されるようになったことが、実用的なシステムの運用を可能にしたようです。詳しくは、http://bexarbibliotech.org/をごらんください。(寺島)

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