[米国]視覚障害者のための音声ガイドサービス

リハ協ブログ2013年9月4日より転載

disability scoop紙(2013年8月29日号)によれば、米国最大のケーブルテレビ会社のコム・キャスト(Comcast Corporation)は、視覚障害者のための音声ガイドサービスを試験中とのことです。米国の視覚障害者の数は、1,300万人で、2010年に成立した「21世紀における通信と映像アクセシビリティに関する2010年法(Twenty-First Century Communications and Video Accessibility Act of 2010)」により、企業は、製品をアクセシブルにしなければならないことが決められており、それに対応するために、2014年に導入される新世代のX2プラットフォームにはこの音声ガイドサービスを提供予定であるとのことです。

米国のケーブルテレビは、200チャンネルあり、4,600のビデオ・オン・デマンドのビデオが選べるため、クラウドベースの音声ガイドを提供して、視覚障害者がチャンネルやビデオを選択できたり、解説を聞いたりできるようにしています。

詳細は、http://www.disabilityscoop.com/2013/08/29/with-talking-guide/18609/をご覧ください。(寺島)

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