[米国]障害児のインフルエンザワクチン接種率

リハ協ブログ2013年9月13日より転載

米国疾病管理予防センター(Centers for Disease Control and Prevention:CDC)のレポートによれば、知的障害やてんかん等の児童は、インフルエンザによる合併症にかかりやすいにもかかわらず、2011年-2012年のインフルエンザのシーズンについて調査したところ、これらの児童のインフルエンザワクチンの接種割合が50%程度しかないということがわかったとのことです。

CDCは、ファミリー・ボイシズ(Family Voices)という障害児の支援団体と小児科学会の協力を得て、慢性病をもつ児童の親とそれらの児童を担当している小児科医に対して調査したところ、知的障害児の52%、てんかん児童の59%しかワクチンを接種していなかったそうです。その原因としては、これらの障害児のインフルエンザによる合併症発症率が高いことに対する、親や小児科医の認識が不十分であるということが指摘されています。詳しくは、

http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/mm6236a3.htm?s_cid=mm6236a3_wをご覧ください。(寺島)

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