「マリタイムス」No.196 2021年3月31日発行

マリさんと桜の木の写真

退院してからの過ごし方

11月4日に退院してから5か月が過ぎて、体の動きは良くなって自力で家の中は歩いているけど、ふらつくことがちょっとあります。病院に行く時、マンションのエレベーターを降りてから外に出る時に3段、階段があるので、そこは車椅子から降りて、手すりにつかまって自分で歩いて降りるので、ちょっと大変です。外に行く時は、携帯酸素ボンベをつけていきます。家の中では、ずっと酸素を吸っているので、嫌になります。

月曜日と金曜日の午後は、看護師さんが来てお風呂に入ります。入る準備は、体温と酸素濃度と血圧を測って、着替えの服を出して、酸素のチューブを伸ばしてから、トイレに行ってから入ります。

最初のころは、シャワーだけで看護師さんに洗ってもらっていたけど、今は自分でお湯の中に入れるようになって、看護師さんは洗う時にシャワーでお湯をかけてくれます。頭や顔を洗う時に、酸素のチューブが何回も外れちゃって、「もー!」って、言っちゃいます。酸素のチューブが長いので大変です。

水曜日の午後、リハビリをやっています。訪問看護ステーションからPTさんが来て、一緒に体操やボール投げをしています。ソファーに座ってやったり、立って足でボールを止めて、蹴って返したりして、気分がいいです。リハビリが終わったら、水曜日は母とお風呂に入ります。

毎日、夜は母とバランスボールで背中を伸ばしたり、歩行器につかまって、スクワット10回、足踏み20回、片足立ち、右足10回、左足10回、かかと上げ10回、つま先上げ10回、最後に椅子から立ち上がる10回をやっています。必ずやってから寝ます。足を曲げる時、ちょっと不安定で、立ち上がる時、痛い事があります。

マリさんがボールでリハビリの様子マリさんが足でボールを挟んでリハビリしている様子

マリさんが公園でボール投げをしている様子

火曜日と木曜日はヘルパーさんが来ます。私の部屋を掃除して、ベッドを整えて、加湿器に水を入れて、手浴と足浴をしてもらっています。暖かい時は外に出て、マンションの庭を散歩してから、近くのコンビニにお昼ご飯を買いに行ったり、公園にお花見に行きました。

今は、自分の部屋はヘルパーさんがきれいにしてくれているので、昼間はリビングのソファーに座っていることが多いです。自分の部屋に戻りたいけど、まだ足とかが良くなってきたけど、しんどい事があるのでもう少し力がしっかりして来ればと、考え中です。

外に行けないので、ベランダに人工芝のシートを敷いて、天気の良い時はベランダテーブルを出して、お昼ご飯をランチ風にして食べ始めています。ちゃぶ台を出して野点(のだて)をやるつもりです。

ZOOMで、お喋り。

同い年の友達が、ずっと会えないから楽しい事をしようと、ZOOMでお喋り会をしてくれました。私と、友達は二人で、母も一緒に参加しました。友達は学校のお仕事をしているので、2月23日のお休みの日の10時半から始めて、11時過ぎまで話しました。みんなもどこにも行っていないと、ちょっと寂しいと感じました。

早くうちでおせっかい亭を開いて、明るいことをしたいと思います。

大相撲のニュース

大相撲初場所(1月)はコロナで休んだ人と、上位陣はケガで白鵬、鶴竜の2横綱が休場して、平幕の大栄翔が優勝しました。

マリさんがノートに書いている様子

相撲を見る時は、番付表を付けながら観戦します。番付表は、「大相撲ジャーナル」という雑誌の付録で、まず本を買ってきて、力士の名前が印刷されている紙をはさみで切って、一人ずつにして箱に入れておいて、新聞に載った番付表を取っておいて、それを見ながら、上位陣の力士から貼っていきます。

毎日テレビを見ながら、勝った人は白○、負けた人は黒●を、ペンで付けています。その日の対戦相手の名前は小さい字で書いています。国技館に観に行った時も、持っていきました。

3月場所は、14日からはじまりました。横綱白鵬はケガで三日目で休場して、続けて鶴竜は膝の調子が悪くて現役引退をする事になってしまいました。大関陣は元気がなくて負けてばかりいるし、上位陣はさえませんでした。頑張っていたのは照ノ富士で、優勝しました。照ノ富士は前は大関だったけど、ケガと病気で番付の一番下の序の口まで落ちて辞めようと思ったみたいだけど、稽古頑張って関脇まで戻って来て、優勝したので大関に戻れます。

千秋楽に大関貴景勝と優勝争いをして、照ノ富士が優勝しました。貴景勝の突っ張りが効かなかったのでがっかりしました。

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