[ドイツ]耳の筋肉動きで操作できる電動車いす

リハ協ブログ2013年11月28日より転載

ゲッティンゲン医科大学のリーベ・タンツ教授(David Liebetanz)らは、重度の頸髄損傷者など、手の機能障害のために電動車いすを指や手で操作できない人のために、耳の筋肉を使って操作できる電動車いすを開発しました。耳の筋肉のパルスを検出してその信号をコンピューター制御された電動車いすに送ることで操作します。10人の健常者を使ったパイロットスタディでは、簡単な訓練により、全員が電動車いすを操作できるようになったとのことです。これまでの、視線を使ったシステム、声を使ったシステム、ジョイスティックを使って顎、頬などによる操作するシステムと違って、電動車いすに乗りながら話をすることができるという利点があるとのことです。下のYOUTUBEサイトに映像がUPされています。(寺島)

http://www.youtube.com/watch?v=g0KwCDLAp4E

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