[米国]ディズニーランドの新しい障害者カード

リハ協ブログ2013年11月3日より転載

米国のディズニーランドとウォルト・ディズニー・ワールドでは、先月から新しい障害者の支援システムが始まっています。

これまでのゲスト・アシスタンス・カード(Disney's Guest Assistance Card (GAC)は、それを持っている人は、アトラクションとは別の入り口から入ることができたため、待ち時間なしでアトラクションを利用できました。そのため、それを悪用する人も出てきて、障害のある人をガイドに雇ってアトラクションを待ち時間なしで楽しむという例が横行したとのことで、モラルの問題や障害者の虐待の問題があるという強い批判がありました。

そこで、2013年10月9日から障害者アクセスサービスカード(Disability Access Service (DAS) Card)が導入されました。このカードは、最初にディズニーランド内の事務所などに行き、待ち時間を話し合いで決めます。決まったら、写真をとり、その写真が貼られかつ待ち時間が書かれたカードが作成されます。このカードを持った人は、アトラクションに行くと、列に並ぶ時間の最長がその決められた待ち時間になるように、列に戻る時刻が決められるというシステムです。

詳しくは、http://wdpromedia.disney.go.com/media/wdpro-assets/dlr/help/guest-services/guests-with-disabilities/Disney-Parks-Disability-Access-Service-Card.pdfをご覧ください。

 

menu