[米国]障害者権利条約の批准についての議論

リハ協ブログ2013年11月2日より転載

我が国は、今国会で障害者権利条約を批准するとみられていますが、米国でも同条約の批准の議論が山場にさしかかっています。

ご存じのように、米国も2009年に同条約に署名していますが、批准はしていません。条約の批准には、上院の承認が必要であることから、オバマ大統領は、同条約を上院に送り承認を求めましたが、共和党議員の反対が強く、2012年12月の連邦議会においては、2/3の賛成を得ることができず、批准はされませんでした。一部の上院議員は、現在開催中の113回合衆国議会に再度批准を提案することを表明しています。

この提案に関して、11月5日午後に上院議員が障害者団体などからのヒアリングをするということです。このヒアリングに対して障害者関係者は強い関心を示しており、いろいろな団体が参加を表明し、また、支援のための行動を会員等に求めています。ヒアリングの状況は、ウェブ配信されるそうですので、興味のある方は、次のURLを参照してください。(寺島)

http://www.foreign.senate.gov/hearings/convention-on-the-rights-of-persons-with-disabilities

 

 

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