[インドネシア]災害対策として障害者を支援する機関を創設

ドイツに本拠を置く大規模慈善民間団体アルバイター・サマリター・ブント(ASB: Arbeiter-Samariter-Bund)のインドネシア・フィリピン事務所のニュースによれば、インドネシアのウェストパプア州政府の災害管理事務所(Disaster Management Office:DMO)は、2018年9月27日に障害インクルージョン・サービスユニット(Disability Inclusion Service Unit:Unit LIDi)を法制化したとのことです。ユニットLIDIは、障害者を含むすべての地域社会のためにDMOのサービスを強化することを目指しています。インドネシア国のDMD規則14/2014の規定に基づき、ユニットLIDiは、DMO職員、障害者団体、および、災害管理の関係者が運営しています。このユニットは、災害管理の全段階で障害者の積極的な参加とリーダーシップを奨励するということももう1つの重要な目的としています。

ASBは、中部ジャワ州のDMOと協力してユニットLIDiの開発と運用に技術的サポートを提供し、立ち上げを支援しているとのことです。

昨年からユニット LIDiを運営してきた中央ジャワDMOは、2018年11月8-9日にManokwariでワークショップを開催し、その経験と優れた実践を共有しました。
詳しくは、下のサイトをご覧ください。(寺島)
http://www.asbindonesia.org/newsread-162-initiation-of-disability-inclusion-service-unit-in-west-papua.html

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