[福祉機器]脳性麻痺児のための人工筋肉を使った下肢装具

デラウェア大学(University of Delaware)の研究者チームは、フィラデルフィアのユニバーシティ・シティ・サイエンスセンター(University City Science Center)から20万ドルの助成金を受けて、支持だけでなく運動を補助する機能をもった下肢装具を開発しています。 従来の装具は、硬質プラスチックで作られていますので、関節を安定させたりする機能はありますが、運動を補助する機能はありません。しかし、同チームが開発中の下肢装具は、電流に反応して収縮する、誘電エラストマーアクチュエーター(dielectric elastomer actuators)として知られている柔らかい筋肉のような「スマートマテリアル」を使用してアライメントを修正することができます。

さまざまな筋肉の動きを補助することで足の萎縮を最小限に抑えることが期待できるとのことです。
詳しくは、下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.udel.edu/udaily/2019/february/grant-device-cerebral-palsy-science-center/

menu