[米国]均衡刺激プログラム

リハ協ブログ2014年1月28日より転載

均衡刺激プログラム(Balancing Incentive Program)は、在宅介護を推進する州政府に対する連邦政府の補助金制度で、オバマの医療改革法(患者保護並びに医療費負担適正化法Patient Protection and Affordable Care Act:PPACA)により2011年10月1日から始まりました。

この制度の目的は、介護施設(nursing home)と在宅介護のバランスをとるということで、介護施設を減らし在宅介護を増やす州には補助金を与えるというものです。2010年の政府調査では、在宅介護に比較して介護施設は、3倍の費用(6235ドル/月)がかかるそうです。

ニューハンプシャー州では、知的障害者は、ほとんどが在宅生活を送っているそうですが、高齢者は依然として介護施設で暮らしている者も多く、その費用は、メディケイドにより支払われているそうです。

詳しいことは、下のサイトをご覧ください。(寺島)

https://www.medicaid.gov/medicaid/long-term-services-supports/balancing-incentive-program/balancing-incentive-program/index.html

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