[米国]障害メンター制度

リハ協ブログ2014年1月9日より転載

米国では、近年、障害メンター制度に注目されているようです。この制度は、理工系の障害学生(メンティー)に対して、その領域で活躍している企業の従業員がメンターとなって、その領域で働くことを前提とした学習方法などを指導する制度です。

米国では、同種の制度としてインターンシップが普及していますが、1999年にホワイトハウス主導で「障害メンターの日(Disability Mentoring Day:(DMD)」が導入されて以来、この制度が脚光を浴びています。DMDは、現在、米国ビジネス・リーダーシップ・ネットワーク(US Business Leadership Network:USBLN)が事業を実施しており、毎年、10月の第3水曜日に実施されています。

障害メンター制度は、企業と障害学生の中継ぎをする制度で、USBLNとコーネル大学が共同実施しています。ちなみに、この障害者メンター制度のスポンサーは、三菱電機アメリカ財団(Mitsubishi Electric America Foundation)だそうです。(寺島)

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