[米国]連邦政府の契約業者の最低賃金の対象に障害者も含まれることを大統領が言及

リハ協ブログ2014年2月15日より転載

2月1日のブログで紹介しましたが、オバマ大統領が2014年1月27日に行った一般教書演説において、連邦政府と契約している業者は、最低1時間10ドルの最低賃金を労働者に支払うよう大統領命令を出すことを明言しました。しかし、最低賃金法の適用を除外されている障害者はこの労働者には該当しないという政府の見解でした。

しかし、2月14日、その大統領命令を発効させるための署名をするにあたっての演説において、オバマ大統領は、この労働者に障害者も該当するということを明らかにしました。オバマ大統領は、連邦政府と契約する業者の労働者最低賃金を10ドル10セントにすることを述べた後、「障害のない者と同じ仕事をしている障害者も」この労働者に含まれると言及しました。最低賃金法の適用除外を受けている障害者もその対象なのかについては、明確に発言していませんが、なんらかの変化はありそうです。

オバマの演説は、下のサイトで読むことができます。(寺島)

http://www.whitehouse.gov/the-press-office/2014/02/12/remarks-president-signing-executive-order

 

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